オーガニックコットン畑

昨日はオーガニックコットン畑での作業。


あいにくの雨☔️


雨天中止のはずだったのですが、小雨のため少しだけの作業できました。



コットン畑は黒のビニールで覆っているので、光が届かない部分はあまり雑草はありません。


初年度はこのビニール(マルチという農業用ビニールフィルム)を使わなかったので、雑草が生え放題だったそうです😅何事も経験ですね。



そして、種を1箇所に3粒ずつ植えてあったところから、1〜3つの芽が出ています。

必ず芽が出るわけではありません。


芽が出ているところには、まぁ、雑草もビッシリと😅🌱🌿☘️🍀


この雑草を抜き、コットンのみを2本残します。生えていないところや1本しか無い所には追い蒔きします。



割と普通の作業なのですが、作業自体は地味にしんどいです…


というのも雨で少し地面が緩くなっているのと、立って移動して雑草除去の連続なので、スクワットと同じですね😵明日は筋肉痛かな…



無農薬ですので、もちろん虫もいっぱい。

写真の虫の名前は忘れましたが😅、オケラとかもいるそうで。

あとは、苗の根を切ってしまう、ネキリムシとやらもいるようで…全ての種を上手く育てるのは難しいですね。


なら、室内で小さなプランターで栽培して、その後畑に戻せば良いのでは?と思ったのですが、綿花は根が下に伸びるらしく、小さなプランターでは根が上手く伸びない&畑に移したものは根が安定しないようです。

これも経験しないとわからない事ですね。



それと、プランターで育てるにもプランター代や土などの経費がかかりますね。


色々話を聞いていくと、農家の人が育てたコットンを売ったお金だけでは生活する分を稼ぐ事は全然出来ないようです…


さらに深く聞いていくと、今回の畑は福島なのですが、福島で綿花栽培となると、復興といったワードが前に出てしまい、大学生やボランティアの方々が見に来る事が多いようです。


その中で以外だったのが、そういう問い合わせは多くあっても、ファッション関係者からの問い合わせは全くないようで…


やはりファッションという物は、消費するだけ、または見栄の世界でしかなく、その背景やバックグラウンドを理解しようとする所まではまだ浸透していないのが分かりました…



ただ、これは栽培する側も同じで、栽培した綿花がどのように使われていて、どういうモノになり、どのような人に届けられているのか。ここを疑問に思い、伝える事も大切ですね。この想いが届いていなければ、伝えていないのと同じ。

どう伝えていくか、はしっかりと考えていく必要がありますね。


作り手と使い手が同じ志で取り組む事が大切だと、改めて感じました。



やはり、出来れば全てを一貫して行うことが出来れば最高なので、いずれは全てをやりたいと再確認😏