昨日の続き、今日は長くなります😅
実はMINAMI SHIRTSオリジナルファブリックなんです😁
平織り、ツイル、オックスの3種類を試織しました。
とても柔らかい風合いに出来上がっています😆
特徴としては、まずは経糸にテンションをかけずに、ゆーっくり低速で織るということ。
あのカルロリーバもそうですが、昔の織機は低速で織る「シャトル織り」ですね。(最近のは高速でおるレピア織りです。)
シャトルとレピア、違いはといいますと、シャトル=往復の意味ですね。経糸の間を「杼」という道具を使って往復します。
レピアとはそれの進化系です。
もともの「杼」という道具をより細く、金属の棒のようにした、槍のようなもの「槍=レピア」で織ります。
細くなったことで、スピードが上げられるようになり、これによって生産性が上がり、今ではこのレピア織りが主流というわけです。
(とてもザックリと書いてます😅)
そして、今回は初めてということで、実験も兼ねての試織。
経糸には80/1を使いました😎
(糸もエジプト綿や海島綿ではありません。)
何故⁉️どうして単糸⁉️となると思いますが、色々な理由があります。
単糸のほうが双糸よりも安いとされていて、あまりイメージも良くない…
でもシャツは番手や生地ブランドによって良し悪しが決まるわけではありません‼️
他にも理由はあります😁
まず、生地を織る際には双糸の方が丈夫なため作りやすいそうです。
また、単糸は糸を固定するための、のり付けがあるようで、一手間増えるので、機屋さん的には双糸の方が良いと。
ということは機屋さんの腕の見せ所というわけです💪
(機屋さん、大変にさせてごめんなさい🙇)
結果としては、素晴らしいものが出来上がり、大満足😆
糸を海島綿やエジプト綿、双糸等、作りたい生地の風合いによって組み合わせや使う物を変えて、より良い形にして行きます❗️
そして、その出来上がりを最大限に生かす仕上げ。
通常は出来上がった生地のシワをとるため、ヨコに引っ張りながら熱処理します。ここで2cmほど伸びるらしいです😱
しっかりと処理をしてあるので、伸ばしたものが縮むことはないのですが、引っ張って仕上げるとハリのある生地になります。通常はこのハリがドレスシャツのイメージですね。
この引っ張りをシワが取れるギリギリまで少なくすることで、柔らかい風合いになりました✌️
また、副産物としてナチュラルストレッチ、動きやすいですね〜。
と、ここまで何だが長くなりましたが、
シャツ業界を盛り上げるには、シャツを仕立てる職人だけでなく、その業界に関わる人、1人1人が、色々な事を見せていかないと行けませんね。
(大きな事を、さらっと書いてますので、あまり気にしないで頂けると助かります😅)
とても軽く、柔らかな風合い&ナチュラルストレッチのオリジナルファブリック。
是非一度お試し下さい🙇