有り難うございます。

様々な方のお力をお借りしまして、当店でお選び頂ける生地がとても豊富になりました。

ALUMO、TOMAS MASON、DAVID&JOHN ANDERSON、SOKTAS、CACCIOPPOLI、

これらは全て、1着ずつ本国より取り寄せます、BESPOKEサービスとなります。

その他、ストック生地としてカルロリーバもございますし、made in japanの生地も上質な生地を揃えてあります。

このような素晴らしい生地に囲まれて、シャツを作ることが出来るというのは、職人にとってはこれ以上の幸せはありません。


シャツを作り始めて、まだ十数年ではありますが、試行錯誤の結果、衿だけでも様々なデザインをご提案出来る様になりました。

ネクタイ専用の衿や、ノータイ専用の衿。首後ろを抜けにくくする補正などなど、どれも当店でしかできない方法です。

なぜ当店でしかできないのかと言うと、シャツ業界を引っ張ってきて下さった諸先輩方も同じだはと思いますが、私が何処かに属して学んだ技術ではない、ということが大きいと思います。
(シャツの職人は代々伝わるといった形よりも、1人の職人が試行錯誤で作っていくというスタンスの方が多いのではないでしようか?)


1人1人のお客様のシャツに対する不満や希望に寄り添い、お客様と話し合いながら『be spoken』を大事にして来たこと。これに尽きます。


シャツはこうあるべき、というのは当店にはございません。

身頃に手を通す袖が2本。これを基本に、衿やカフが付く。
一つ一つのパーツをお客様の身体と希望に沿わせてできる、素裸の上に着る、アウターの中に着る、上半身用の衣服。それが当店の『シャツ』です。


これらの技術を駆使しながら、生地の良さを最大限引き出し、皆様に最良のシャツをお創り出来るよう、今後も腕を磨き続けて行きます。